東北電力は、女川原子力発電所2号機の再稼働に向け、原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」の作業を3日、開始すると発表しました。

東北電力によりますと、女川原発2号機は自然災害などに備える訓練や、重大事故への対応を確認する国の検査などが2日までに完了したため、「燃料装荷」の作業を3日から開始するということです。

燃料装荷とは、燃料プールに保管している核燃料の集合体をクレーン型の機械で1つずつ吊り上げ、原子炉圧力容器の中に移動する作業です。作業は全て水中で行われ、合わせて560体の燃料を1週間ほどかけて移動します。

燃料の装荷が完了した後は、原子炉圧力容器や原子炉格納容器の組み立てを行い、今年11月頃の原子炉起動、そして再稼働を目指します。

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