パリパラリンピック車いすラグビー決勝が行われ、日本は48対41でアメリカを破り悲願の金メダルを獲得しました。

第1ピリオド、日本は残り6分8秒、短いパスをカットされリードを許すと、残り43秒、ゴール前でキャプテン池透暢選手(高知市出身)へのパスがつながらず11対14と3点をリードされます。

しかし、第2ピリオド、日本は厳しいディフェンスで相手にプレッシャーをかけます。残り6分50秒、コート中央で池選手がスチールに成功し、1点差に。そして残り1分10秒、今度は橋本選手がパスをカットし、スチールに成功。24対23と1点リードで前半を折り返します。

第3ピリオド、アメリカのゴール前でのディフェンスが光り、再びリードを許すものの、残り3分44秒、池選手がスチールに成功すると、4つ目のタイムアウトを使い得点を狙うアメリカに対し、池選手が逆にトライを奪うなど35対32とリードを広げます。

第4ピリオドに入っても厳しいディフェンスでプレッシャーをかけ続けた日本。結局48対41でアメリカを破り、悲願の金メダルを獲得しました。

■池透暢キャプテン(高知市出身)
「目標としていたみんなの夢がかなった最高の瞬間で、最高の喜びがここにありました。序盤、3点をリードされても僕たちのこれまでの積み重ねた年月は3点に負けるものじゃないので、絶対にあきらめないつもりで1点1点追いつこうと思いました。
大歓声の中での決勝の舞台は最高です。スポーツ選手、アスリートとして最高の喜びをこの場所で感じられて、ほんとに幸せですし、この会場、また日本でも世界中で応援してくれた方々にほんとに感謝したいと思います。」

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