列車は、いつ通れるようになるのでしょうか。
藤田忠司カメラマン
「線路のわきに大きな穴が空いています。必死の復旧作業が続いています」
8月31日の大雨で、線路に大量の土砂が流れ込んだ北海道のJR石勝線。
「追分駅」と「新得駅」の間では、9月2日も運転見合わせが続いています。
JR北海道は9月1日から、線路の復旧作業を行っていますが、追分と新得の間は、9月3日も終日での運転見合わせを決定。
9月4日夕方からの運転再開を目指すとしています。
この、運転見合わせの余波ともいえる状況が。
9月2日は、特急「おおぞら」や「とかち」など29本の列車が運休し、約2600人に影響が出ました。
このため、札幌から帯広・釧路行きの都市間バスは朝から満席の状態に。
北海道中央バスは9月3日、札幌・帯広間で計8便の臨時バスを運行することを決めました。
帯広に向かうバス乗客
「JRを使って行くつもりだったが、運休になったので高速バスで行くことにした。いつ復旧するのかな」
一方、道内は大気が不安定な状態で、太平洋側東部で9月3日夕方にかけ、多いところで50ミリの雨が予想されていて、気象台は、土砂災害などに注意を呼びかけています。
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