JR芸備線の存廃などを議論するため国が設置した「再構築協議会」に安芸高田市が1日、参加の意向を表明しました。

芸備線の備後庄原‐備中神代間をめぐっては、国が調整役となり、沿線自治体とJRが議論する再構築協議会が始まっています。

3年を目安に存続か廃止するかなどの方針を決めることになります。

協議会には、再構築の対象区間ではない広島市と三次市も加わっていますが、安芸高田市は、参加していませんでした。

安芸高田市の藤本市長は、「市にとって、芸備線は必要な公共交通機関だ」と、協議会に加わる意義を強調しました。

安芸高田市 藤本悦志市長
「(市では)三江線も廃線。芸備線も厳しい状況である。だからこそ協議会で議論して、市民の公共交通機関を守っていく」

中国運輸局によりますと、10月に開かれる2回目の協議会で承認されれば、安芸高田市の参加が決まります。

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