自民党総裁選に出馬表明している河野デジタル大臣は総裁選での公約として現役世代の保険料負担の軽減を目指す考えを示しました。

河野デジタル大臣
「保険というのは本来、一つの集団の中でリスクを分かち合うものだと思います。保険料のあり方として、現役世代の負担の軽減はしていかなければいけないんだろうと思います」

河野大臣はきょう、総裁選出馬に伴う挨拶のため神奈川県庁を訪問し、記者団に対しこのように述べました。

健康保険組合の保険料は被保険者が一定の割合に応じて毎月支払うものですが、河野氏は「現役世代が組合などに払っている保険料のうちおよそ4割は高齢者支援金などとして支出されている」として、「まずは世代の中で助け合いを深めていく必要がある」と語りました。

また、「保険料を引き下げれば多少なりとも賃上げに回すことができる」としています。

河野氏は5日に政策発表会見を行う予定で、「保険料の引き下げ」についても言及するものとみられます。

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