日田祇園の山鉾に彩を添える人形が2日から日田市役所に展示され、訪れた人が祭りの雰囲気を堪能していました。

日田市役所に展示されたのは、全9基ある日田祇園の山鉾のうち、豆田上町と港町の山鉾に乗る人形です。このうち、豆田上町の人形は、歌舞伎の演目「鳴神」に登場し、才色兼備の「雲絶間姫」で、美しい表情で見る人を楽しませます。

一方、港町の人形は、演目「鞍馬天狗」に登場する「大天狗」で、今にも動き出しそうな迫力ある表情が特徴です。

人形を手がけたのは、日田市で唯一の人形師・長嶋静雄さんで、毎年各山鉾ごとに制作しているということです。

日田祇園は毎年7月に開催され、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。この人形は9月13日まで日田市役所で展示されています。

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