自民党総裁選の告示まであと10日です。今週は候補者の出馬会見が相次ぐ見通しで、立候補に向けた動きが山場を迎えます。国会記者会館から中継です。

台風10号の影響で、予定していた出馬会見を遅らせた候補者の1人、小泉元環境大臣は正式表明を前に既に臨戦体制に入っています。

自民党・小泉進次郎 元環境大臣
「自分にとって初めての総裁選になりますから、毎日とにかく必死です」 

先ほど、総裁選に向けて構えた選挙対策本部で取材に応じた小泉氏は“真に地方の声も受け止める新しい自民党の姿を伝えたい”と訴えました。小泉氏は6日に出馬会見を行う予定です。

この他、あすは林官房長官が、あさってには茂木幹事長が出馬会見を行う予定で、今週は出馬表明のピークを迎えます。

また、既に立候補を表明している河野デジタル大臣は連日、自身のSNSで「現役世代の保険料の負担軽減」など、政策の打ち出しを行なっていて、5日に政策発表会見を開くことにしています。

また、高市経済安保担当大臣も来週9日に出馬会見を予定していますが、その他の候補は推薦人20人の確保に向け大詰めの調整をしています。

一方、立憲民主党の代表選も、7日の告示を前に立候補に向けた動きが山場を迎えます。

代表選には既に枝野前代表と、野田元総理が立候補を表明しています。

また、続投に意欲を示す泉代表は、立候補に必要な推薦人20人の確保に向けて働きかけを続けているほか、他の候補も立候補を模索していて、推薦人の確保をめぐる駆け引きが激しさを増しています。

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