神戸市北区のスーパーの駐車場で買い物客の80代男性をひき逃げしたなどの疑いで、近くに住む58歳の男が逮捕されました。男は、被害男性に「車を止めなおす」と言って、そのまま逃げたということです。

ひき逃げや、酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたのは、神戸市北区に住む58歳の会社員の男です。

警察によりますと男は、1日午前11時半ごろ、「スーパーマルハチ鹿の子台店」の駐車場で、買い物帰りの徒歩の男性(82)に軽乗用車をぶつける事故を起こし、救護せず立ち去った疑いなどが持たれています。

被害男性は右腕と右胸を打撲して、軽傷だということです。

事故の後、男は車を降りて、ぶつけられた男性と話していたものの、会話の中で警察を呼ぶ流れになると、男は「車を止めなおす」と言って乗り込み、そのまま去ったということです。

通報後、一連の行動が防犯カメラに残っていたことから容疑者として浮上、事故の約1時間半後に男の自宅で捜査員が呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。

男は、前夜にビール1本、ワイン1本を飲んだと話したといい、「二日酔いの状態で、体に酒が残っているかも、残っていれば飲酒運転になるかもしれないと思い逃げた」と話したということです。

いっぽう、「事故後、帰宅して焼酎を飲んだ」などとも話していて、酒気帯びの容疑については否認しているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。