パリパラリンピックのパラバドミントンは、日本時間1日夜から準決勝が行われ、男子シングルスSL3クラスに出場している藤原大輔選手(高知市出身)はインドの選手を相手に敗れ、3位決定戦で"銅メダル"を目指すことになりました。
2021年東京大会の「混合ダブルス」で銅メダルを獲得している藤原大輔選手は、今大会、「シングルス」の、下肢に障がいがある「SL3」クラスに出場。
1次リーグでは、日本時間8月29日の初戦でウクライナの選手に勝利し、30日の試合では東京大会銀メダルのベセル(イギリス)に敗れたものの、31日の試合でニュージーランドの選手に勝利し、通算成績2勝1敗で、準決勝へと駒を進めていました。
迎えた準決勝、藤原選手の対戦相手は、インドのクマール・ニテシュ選手。ともに「右利き」で「左足が義足」同士の一戦です。
試合は「1ゲーム21点先取」で「2ゲーム先取」した方の勝ちとなりますが、両選手とも、序盤から相手を前後に揺さぶる"空中戦"を繰り広げる中、藤原選手は「決めのショット」が精彩を欠き、第1セットを21-16で落としてしまいます。
続く第2セットも、藤原選手は序盤からショットが決まらず、インターバルまでに11-2と点差を広げられてしまいます。その後も相手に強烈なスマッシュを決められるなど、徐々に点差を広げられ、終盤に粘りを見せ追い上げますが、力及ばず、0-2(21-16、21-12)のストレートで敗れました。
惜しくも準決勝で敗れた藤原選手ですが、パラリンピック2大会連続・個人初となる"銅メダル"を懸け、日本時間2日午後7時からの3位決定戦に臨みます。
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