高知県の四万十川に架かる「沈下橋」で、橋げたの一部が"流失"しているのが確認されました。台風10号による"川の増水"が原因とみられています。
流されたのは、高知県四万十町の四万十川に架かる「里川(さとかわ)沈下橋」で、中央付近で"橋げた"の一部がなくなっているのがわかります。
四万十町役場の十和地域振興局によりますと、8月31日の午前、「橋が流失している」という情報が入り、職員が現地を訪れ、"橋げた"の一部がなくなっているのを確認したということです。
この沈下橋では、6年前にも橋げたの一部が流失していて、今回は、修復したコンクリート板の1枚が落下して流されたとみられています。
■近くの住民
「当時は、全然、橋の姿は増水して見えていなかった。川は、ここ何年間かで一番増水したね」
沈下橋は国の「登録有形文化財」で、近くに橋が架かっているため、住民生活への影響はないということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。