台風10号は現在、東海道沖でほぼ停滞していて、近畿から関東ではさらに雨の量が増える見込みです。引き続き土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

台風10号は東海道沖でほぼ停滞し、台風本体の発達した雨雲や、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、記録的な大雨になっている所もあります。

降り始めからの雨量は、▼静岡県・伊豆市で937ミリ、▼神奈川県・小田原市では522ミリに達しています。

台風は今夜までに熱帯低気圧に変わる見込みですが、ゆっくりと北上するため、東日本を中心に大気の非常に不安定な状態がしばらく続きそうです。

あす午前6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で▼東海で200ミリ、▼近畿で150ミリ、▼関東甲信で120ミリなどとなっていて、雨雲の発達次第では所により警報級の大雨となる可能性があります。

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