散乱したがれきを撤去する作業員=31日午前10時34分、宮崎市

 宮崎市は31日、台風10号関連の住宅被害が把握分で半壊19棟、一部損壊731棟の計750棟に上ると発表した。竜巻と推定されるものも含め、28日に相次いだ突風による被害が大半だとしている。調査は継続中で、被災家屋数はさらに膨らむ見通しだ。被災住民には市営住宅を提供する方針。  宮崎県によると、市内の負傷者は重傷1人を含む30人で、大半が突風による被害とみられる。  宮崎市佐土原町では28日午後1時50分ごろ、竜巻と推定される突風が発生。同日夜にも、大淀川河口付近で突風が起き、気象庁が31日、機動調査班を現地に派遣して調べている。


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