暗号資産を購入するとうその話をもちかけ、4000万円をだましとった罪に問われている柔道の元オリンピック選手の男が、初公判で起訴内容の大半を否認しました。

1992年のバルセロナオリンピックの柔道の代表選手で柔道場経営の丸山顕志被告は(58)、2018年暗号資産を共同で購入しようとうその話をもちかけ預かり金の名目で、千葉県の高齢の女性から現金4000万円をだましとった罪に問われています。きょうの初公判で丸山被告は起訴内容に間違いがないか問われると「ありました」と述べ、その内容について「共同購入を私がもちかけている文言があること」などと起訴内容の大半を否認し、弁護側も争う姿勢を示しました。

検察側は冒頭陳述で、「被告人は、暗号資産を保有するアカウントを300万円で購入済みであったのに、共同購入するために4000万円が必要と被害者に伝えた」「だましとった金は韓国のカジノで使用した」と指摘しました。

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