おととい(29日)夜、埼玉県蓮田市や川越市で、住宅の屋根瓦が飛ばされるなどの被害や倒木が相次いだことについて、熊谷地方気象台は「竜巻の可能性が高い」と発表しました。
埼玉県によりますと、県内ではおととい(29日)夜、蓮田市や川越市のあわせて16棟の住宅で、屋根の瓦が飛ばされるなどの突風による被害が確認されました。
けが人はいないということです。
この突風について、気象庁の機動調査班はきのう(30日)、現地調査を行いました。
調査の結果、▼突風が発生したときに活発な積乱雲が付近を通過していたことや、▼被害や痕跡がおおむね帯状に分布していることが分かり、熊谷地方気象台は「竜巻の可能性が高い」と発表しました。
風速は秒速およそ35メートルと推定され、強さについては国際基準の「藤田スケール」で、6段階中最も弱い、JEF0と推定しています。
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