和歌山県では、５月のアユ漁解禁を前に、稚アユの放流が始まっています。

　銀のうろこを光らせて元気に飛び跳ねる稚アユ。和歌山県紀の川市の漁協組合では、人工ふ化させたアユを養殖池の中で育てていて、５月のアユ漁解禁日に向けて稚アユの放流作業が行われています。

　１０ｃｍほどに育ったアユが専用のホースを通って次々と川へ放たれていきます。夏のシーズンを迎えるころには体長１５ｃｍ～２０ｃｍほどに成長し、中には３０ｃｍほどにまで大きくなるものもあるということです。

　５月中旬までに約３万トンの稚アユが放流されるということです。

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