LINEで株式投資情報を配信している女から投資話を持ちかけられ、70代の男性が現金750万円をだまし取られていたことが29日わかりました。
富山県警南砺警察署によりますと、今年3月上旬、南砺市に住む70代の男性が通信アプリ「LINE」で株式投資情報を配信している女と知り合い、女から「年度資産倍増計画の参加枠が確保された」などと投資を持ちかけられ、参加することにしました。
その後、担当者だという男を紹介され、投資金として男が指定する口座に複数回にわたり、現金750万円を振り込みました。
その後、送られてきたURLのサイトで750万円が2000万円にまで増えているように表示されましたが、相手から「出金のために600万円を振込んでほしい」と更に振込みを要求されて不審に思い、金融機関や警察に相談、被害に遭っていることに気づいたということです。
警察は、SNSで知り合った人物がFXや暗号資産等の投資勧誘などで現金を振り込ませるのは、典型的なSNS型投資詐欺の手口としています。
警察は、SNS等だけでやり取りしている相手の話を安易に信じない。見ず知らずの個人名義の口座や、よくわからない法人名義の口座に入金しないよう注意を呼びかけています。
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