盛岡市に本社を置くIGRいわて銀河鉄道が10月に企画している「IGR副本線ほぼ走破号ツアー」と題したツアーが、そのユニークな企画内容でファンに評判を呼び、30日の申し込み開始と同時に、順調に申し込みが続いています。

「副本線」とは、旅客列車が主に走行する線路(主本線)以外の線路のことで、列車の折返しや後続列車の待避をするときに、一時的に使用する線路のことです。


このツアーは、「普段はあまり旅客列車が停車しない副本線に停車しながら旅をしよう」とIGRが、設備の活用や、珍しい風景を楽しみたい愛好者に向け企画したものです。
このツアーに参加すると、副本線からの車窓風景が楽しめるほか、オリジナルな硬券の記念乗車券がもらえたり、普段は走行中に流れる車内アナウンスを駅で停車中に聞くことが出来たりするサービスがあります。
また、「方向幕」と呼ばれる、列車の行先を示す表示用の幕を撮影する時間が設けられています。

さらに、途中の金田一温泉では、今ではかなり少なくなった「硬券の乗車券」を購入することができます。

旅行代金は大人・子ども同額で一人8,500円(昼食代・運賃含む)。
IGR銀河ファンクラブ会員価格は 7,500円(昼食代・運賃含む)
申し込みはIGRいわて銀河鉄道観光のホームページでのみ受け付けています。(http://igr-t.jp/)
30日10時の受付開始と同時に申し込みが入り始め、4時間で定員(40人)のおよそ半分の申し込みがあったということです。
*好評につき、定員がいっぱいになる可能性があります。
 上記ホームページでご確認下さい。

IGRいわて銀河鉄道では「県外からの申し込みが多いなど、いつも企画している旅行企画よりも反応が良い。これからも鉄道設備を生かした、このような企画を検討したい」と話しています。

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