東京・上野動物園のジャイアントパンダ、「リーリー」と「シンシン」が来月29日に中国に返還されることが決まりました。

上野動物園のパンダ、「リーリー」と「シンシン」は2005年に中国で生まれ、2011年から上野動物園で暮らしてきました。

東京都によりますと、「リーリー」と「シンシン」はいずれも19歳、人間に例えるとおよそ60歳となる年齢で、去年9月から高血圧の治療を続けてきましたが、大きな改善がみられなかったということです。

現在は2頭とも木登りや水遊びなど通常の生活をしていますが、東京都と中国側で協議した結果、「生まれ育った環境で治療を受けさせることが望ましい」との結論に至り、速やかに中国に返還することを決めたということです。

「リーリー」と「シンシン」の最後の観覧日は来月28日で、中国への返還日は翌日の29日の予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。