「資産家の一族」と身分を偽り婚約していた女性から、現金200万円をだまし取ったとして警察に逮捕された男が「生活費や遊びに使っていた」と供述していることが新たに分かりました。この女性の被害額は1億4000万円以上とみて警察が余罪を追及しています。

住所不定・無職の野並信秀容疑者(41)の身柄は30日朝、仙台地方検察庁に送られました。

警察によりますと、野並容疑者は2022年2月、「資産家の一族」などと身分を偽り、婚約していた40代の女性から、「家族に結婚を応援してもらうために誠意を見せてくれ」などと言い現金200万円をだまし取った疑いが持たれています。

野並容疑者と女性は婚活アプリを通じて知り合い、警察の調べに対し容疑を認めていて、「生活費や遊びに使っていた」と供述しているということです。

警察は、野並容疑者がこの女性から少なくとも10回に渡り、1億4000万円以上だましとっていたとみて余罪を追及する方針です。

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