レジオネラ菌が検出された上田市の市営プールで、利用者1人が入院していたことがわかりました。

県の上田保健所によりますと、8月21日、市営プールの「アクアプラザ上田」を利用した1人が発熱や肺炎のため入院し、レジオネラ症と診断されました。

その後の保健所の検査で、波ができるプールで国の基準値の8倍、ジャグジーで基準値の4倍のレジオネラ菌が検出されました。

市によりますと、プールの利用後に体調不良になったなどの申し出が、30日までに56件寄せられています。

レジオネラ菌と体調不良との因果関係はわかっていませんが、施設では菌が出たプールとジャグジーの利用を停止し、清掃や消毒を行いました。

再開には、水質検査などで1週間程度はかかる見通しで、市は過去2週間以内にプールを利用し体調不良があった人は、アクアプラザ上田に連絡してほしいとしています。

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