陸自第10師団の兵庫剛副師団長(右)らと握手する石川県の馳浩知事(中央)=30日午前、石川県庁
石川県の馳浩知事は30日、能登半島地震の被災地を支援してきた自衛隊に、撤収を要請した。陸上自衛隊が被災者の入浴支援活動を珠洲市で続けてきたが、31日夜に終了。派遣は240日を超え、地震災害では過去最長の派遣期間となる。 馳氏は県庁で、陸自第10師団の兵庫剛副師団長に要請書を手渡し「県民を支えるため、さまざまな活動をしていただいた」と謝意を伝えた。副師団長は「被災者に寄り添った支援を心がけてきた。地域の一日も早い復興を祈っている」と述べた。 石川県は、元日に自衛隊の派遣を要請。 地震災害で、これまでの自衛隊派遣の最長は、東日本大震災の174日だった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。