JR博多駅近くで男性を包丁で切りつけ、大けがをさせたとして逮捕された15歳の少年と16歳の少女について、福岡地検は29日、家庭裁判所に送致しました。

少年(15)と少女(16)は8月6日夜、JR博多駅近くで千葉県船橋市に住む男性(当時50)を包丁で切りつけ、顔や腕に大けがをさせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されていました。

警察によりますと、2人は高校の同級生で交際関係にあり、少女は被害者の男性と以前交際していたということです。

取り調べに対し2人は、「元彼を殺害しようとした」といずれも容疑を認めていました。

2人について、福岡地検は、殺人未遂と銃刀法違反の非行事実で福岡家庭裁判所に送致(29日付)。

福岡家裁は2人を9月11日までの「観護措置」にするとともに、事件を大分家庭裁判所へ移送することを決めました。

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