9月1日に告示される宜野湾市長選挙に向け、オール沖縄勢力の支持を受けて出馬する桃原功さんと、自民・公明の支持を受ける佐喜真淳さんが政策を発表しました。

▽桃原功さん
「“市民が一番”、”暮らしが一番“の目線で、あなたの市役所として行政サービスを展開していく。それが」「最も訴えたいことであります」

桃原功さんは宜野湾市議会議員を8期務め、玉城知事を支えるオール沖縄勢力からの支持を受けて立候補を表明しています。

桃原功さんの政策発表(21日)



政策発表で桃原さんは、県と連携して学校給食の完全無償化や公共工事の賃金が適正に労働者に渡るよう定める条例の制定、車いすマラソンの復活などを公約として掲げました。

また普天間基地の早期返還に向けては、現在は休止されている、市民や有識者による基地対策協議会を再開させて、市民の声を吸い上げたうえで、行政が先頭に立って日米両政府に働きかけていくと訴えました。

▽佐喜真淳さん
「今回の私の政策は、松川市政継承」「宜野湾がいちばん想いをひとつに、であります」

2012年から2期6年宜野湾市長を務めた佐喜真淳は、自民・公明の支援を受けて立候補を表明しています。

佐喜真淳さんの政策発表(27日)



政策発表では小中学校の給食費の完全無償化の実現や、子どもの環境実態調査を進めて貧困対策の取組みを強化し、琉大病院と連携した健康増進事業を展開することなどを公約として掲げました。

また普天間基地については、政府に対して返還期日を明確に求め、返還までの間は、常駐機などを辺野古を含めた県内外へ分散移転させるなど、あらゆる方策を講じて負担軽減に取り組んでいくと訴えました。

このほか宜野湾市長選挙には新人の比嘉隆さんが、子どもへの新型コロナワクチン接種反対などを訴えて、出馬表明しています。

比嘉隆さん


宜野湾市長選挙は9月1日に告示、8日に投開票されます。

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