九州に上陸した台風１０号は九州を北上後、３０日夕方から３１日には四国地方に接近する見込みです。
２９日、徳島県では時々、強い風が吹いています。海陽町では台風の影響からか波が打ち付け海が荒れ始めています。雨は午後３時５０分現在、落ち着いていますが、午後以降に大粒の打ち付けるような雨が短時間で繰り返し断続的に降っています。
徳島県の人たちに話を聞くと、非常に警戒していて、風に飛ばされやすいものを室内にしまったり、土のうの準備や目張りをしたりするなど台風に備えていると話していました。
また、台風接近を受け、海陽町や牟岐町など７つの自治体で避難所が開設されていて、高齢者などの避難の呼びかけが始まっています。
徳島では３０日の正午までに降る雨の量は多いところで４００ｍｍの雨が予想されていて、週末まで長期間の大雨となる恐れがあります。
土砂災害警戒情報が出されている地域もあるため、引き続き警戒が必要です。
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