29日午後2時15分、大分県国東市の安岐町全域に「緊急安全確保」が発表されました。

安岐川の氾濫が確認されたために出されたもので、「緊急安全確保」が出たのは、安岐町全域 で、3,909世帯 8,518人に発令されました。「緊急安全確保」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が最も高い「レベル5」です。「緊急安全確保」が発表された地域では、すでに水害や土砂災害が発生しているか、災害の発生が差し迫っている状況です。

まだ避難していない方、危険な場所にいる方は、ただちに命を守るための最善の行動をとってください。

国東市が開設する二次避難所は17か所で、
(国見町)竹田津地区公民館、みんなんかん、熊毛地区公民館
(国東町)来浦地区活性化センター、富来地区公民館、旧大恩小学校体育館、上国崎地区公民館、旧豊崎小学校体育館、アストくにさき、旭地区公民館
(武蔵町)武蔵保健福祉センター、旧武蔵西小学校体育館
(安岐町)西武蔵地区公民館、朝来地区公民館、安岐総合支所、安岐小学校体育館、南安岐地区公民館

今から、市町村が定めた避難場所などを目指して「立ち退き避難」することは、かえって危険が増すおそれがあります。自宅や、すぐそばにある鉄筋コンクリートでできた背が高く、大きくて頑丈そうな建物の少しでも高い場所に移動してください。

近くに崖がある場合は、建物の中の、崖からできるだけ離れた場所に移動してください。「緊急安全確保」が発表された地域では、命に危険が迫っている状況です。一刻の猶予もありません。ただちに命を守るための最善の行動をとってください。

少しでも浸水しにくそうな高い場所、少しでも土砂が流れ込みにくそうな場所に、大至急、身を寄せてください。

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