京都・嵐山で建設途中の鵜小屋が約4年間放置された問題で、鵜飼いの運営会社が前社長を刑事告訴しました。

 8月29日、鵜飼いを運営する「嵐山通船」が前社長を特別背任容疑で刑事告訴しました。

 2018年の株主総会で鵜小屋の建設にあたり「会社は建設費用を負担しない」と説明したにもかかわらず、請負代金約7700万円の工事契約を業者と結び「嵐山通船」に損害を負わせた疑いです。

 鵜小屋の建設は前社長が理事を務める一般社団法人が府に設置許可を申請して始まりましたが、工事金額などをめぐり4年前に中断。一般社団法人と嵐山通船の双方が所有権を否定し放置され、今年2月、府の行政代執行により解体されました。

 前社長は取材に対し「弁護士に一任する」としています。

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