「富山のくすり」の伝統をいかした健康に良いとされる料理「富山やくぜん」の研修会が開かれました。健康志向を追い風に、薬膳料理の観光資源としての活用を目指します。

「富山やくぜん」は、薬膳料理を観光資源にしようと2011年に認定制度がスタート、現在、37事業者の55品目が認定されています。

研修会では、認定を目指す事業者などを前に、「富山やくぜん」認定後の効果などについて2つの認定店が報告しました。

このうち「越中料理五万石本店(ごまんごくほんてん)」の安井翔太郎(やすい・しょうたろう)さんは、40代以上の女性を中心に県外からの来店が増えたことを紹介。

また「新村こうじみそ商店」の新村弘之(しんむらひろゆき)さんは、コロナ禍を経て自身の食生活を見直そうという健康志向が高まっていると「富山やくぜん」の可能性について話しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。