札幌・ススキノのホテルで首を切断され、頭のない男性の遺体が見つかり、親子3人が逮捕・起訴された事件で新たな情報です。
30日に開かれる母親の浩子被告(61)の裁判に証人として出廷する予定だった父親の修被告(60)が出廷できなくなったことがわかりました。
この事件は、去年7月、札幌・ススキノのホテルで会社員の男性が殺害されたあと、首を切断され頭の部分が持ち去られたもので、札幌市の無職田村瑠奈被告(30)と両親の合わせて3人が逮捕・起訴されました。
このうち死体遺棄と損壊を手助けした罪に問われた母親の浩子被告の3回目の裁判は、30日に開かれます。
しかし、両親の弁護人によりますと、証人として出廷する予定だった父親の修被告が26日発熱し、新型コロナの陽性が確認されたため出廷できなくなったということです。
予定されていた証人尋問は延期され、30日は検察側の証拠の読み上げが行われる見通しです。
一方、事件の解明に欠かせない瑠奈被告と修被告の裁判について新たな動きです。
28日夕方、修被告の裁判について非公開の協議で事前に争点を絞り込む1回目の公判前整理手続きが行われました。
また瑠奈被告の1回目の公判前整理手続きは、9月5日に行われるということです。
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