地域の活性化につながる新たな事業のアイデアを競うコンテストが28日、愛媛県松山市内で開かれ、8件が最終審査に臨みました。

伊予銀行が開いているこのコンテストは9回目となる今回、67件の応募の中から8件が最終審査に進み、それぞれ8分の持ち時間でプレゼンを行いました。

(さすらい食堂・北村武男さん)
「キッチンありきの仕事のスタイルになっている料理人のひとたちが、移動して稼いで移動して稼いでという、ノマドスタイルで働ける仕組みを作ってみたい」

中では、全国の料理人が「旅するシェフ」として、各地の飲食店や生産者とネットワークを構築し、リクエストに応じて出張レストランを開くビジネスプランなど、独創的なアイデアが披露されました。

新しさや収益性、地域貢献度など5つの項目で審査された結果、トップクラスの漁師とシェフが美食を提供するという「オーベルジュ藤本」のプランが最優秀賞に選ばれました。

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