岡山市北区天瀬の旧市民病院跡地の一部が岡山市から市の医師会に売却されることになり、売買の条件などを定めた協定が結ばれました。

売却されることになったのは、旧市民病院跡地のうち本館北側の部分と、駐車場あわせて3千300平方メートル余りです。市民病院は2015年に北長瀬表町に移転。

跡地の有効活用を模索する中、昨年、医師会が休日・夜間の急患に対応する診療所などが入る新たな医師会館を建てる土地として取得を要望していました。

きのう(27日)結ばれた売買に関する協定は感染症対策もできる施設として整備することなどを条件としています。

(岡山市医師会 平田洋会長)
「以前には無かったような診療形態が出てきておりますので、新興感染症が発生した場合にも対応していけるかなと」

土地の売却額は約3億円で岡山市医師会では、来年春にも医師会館を着工し、2026年度中に開業したいとしています。

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