全国中学校体育大会に出場するため、金沢市内のホテルに宿泊していた山口県の中学生ら合わせて72人が、集団で食中毒を発症したことが分かりました。

集団食中毒が発生したのは、金沢市古府のホテルに入る飲食店「京都銀ゆば」です。

金沢市保健所によりますと、8月24日、下関保健所から金沢市で行われた全国中学校サッカー大会に出場した生徒1人が、食中毒の症状を訴えていると連絡がありました。

その後、ホテル内の飲食店で食事をしたソフトテニスやバスケットボールの全国大会に出場する中学生や、その他の利用者合わせて72人が、下痢や腹痛など食中毒の症状を訴えたことが分かりました。

調査の結果、患者7人と従業員1人からノロウイルスが検出されたため、保健所はバイキング形式で提供された食材が原因の食中毒と断定し、店を27日から3日間の営業停止処分としました。

患者は全員、回復傾向にあるということです。


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