大相撲秋場所の番付が26日に発表され、福島県須賀川市出身の白熊が、初入幕を果たし、喜びを語りました。

先週、福島市で行われた大相撲福島場所で、ひと際大きい歓声を浴びた須賀川市出身の白熊。先場所は、12勝3敗の成績で十両優勝を果たすなど急成長を見せ、先週行われた福島場所でも元大関・正代に対して上手投げで勝ち切るなど調子の良さを見せていました。

白熊

その白熊。26日に新しい番付が発表され、東前頭16枚目となり、初めて幕内に昇進し、茨城県の二所ノ関部屋で秋場所への意気込みを語りました。

白熊「一番一番自分の相撲を取り切って、その後結果がついてくれば良いなと思う」

「急激に成長」二所ノ関親方も評価

かつて横綱・稀勢の里として活躍した二所ノ関親方も、急成長する弟子の活躍に目を細めます。

二所ノ関親方「前に前に出る相撲が魅力的。非常に急激に先場所で成長したと思う」

また、県内出身力士では、福島市出身で大波三兄弟の次男若元春が、西前頭3枚目、三男の若隆景は東前頭7枚目となりました。県内出身の力士3人が同時に入幕するのは初めてだということです。

若元春

新入幕の白熊は、この2人との福島対決も心待ちにしていました。

白熊「若隆景関とは何度か対戦はある。胸を借りるつもりで思い切り相撲を取りたい」

若隆景

秋場所は、9月8日から始まります。かわいらしい白熊が牙をむくのか、注目です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。