トンネル内で車3台が衝突し、3人が死亡した今月12日の鳥取道の事故を受け、26日、警察や国土交通省などの合同検討会が開かれ、注意喚起の看板の増設など再発防止策に乗り出すことを申し合わせました。

検討会の参加者はマイクロバスに乗り込み、走行する車内から事故現場を視察しました。
鳥取市用瀬町の鳥取自動車道用瀬第一トンネルでは今月12日、乗用車とトラック2台が衝突し、乗用車の2人とトラックの1人のあわせて3人が死亡しました。
鳥取方面に向け走っていた乗用車は、前を走るトラックに追突したあと対向車線にはみ出し、もう1台のトラックと正面衝突したとみられ、乗用車側の車線はそれまでの片側2車線がトンネル手前で1車線の対面通行に変わります。
車線の合流、下り坂、明暗差が大きいトンネルの出入りと危険な要素も潜んでいるとして、参加者からは看板の増設などにより車線の合流があること、スピードを出し過ぎないことなどを注意喚起すべきと申し合わせました。

鳥取県警高速道路交通警察隊 越野治夫副隊長
「意見が、わかりやすい看板をということも出ていましたので、それらは国交省単独というわけではなく、関係機関が意見交換しながら進めていきたいなと考えています。」

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