強い台風10号は今週の29日に県内に最も接近するおそれがあります。
各地で台風への備えが進められる一方、松山城の城山で発生した土砂災害で被害を受けた住民からは不安の声も上がっています。
気象台によりますと、強い台風10号は、26日午後3時現在、日本の南にあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。
中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートルとなっていて、県内には29日に最も接近するおそれがあります。
こうした中、宇和島港では26日、船に設置された日よけのシートを固定し、台風に備える人の姿が見られました。
一方、愛媛県西予市宇和町でキュウリやオクラなどを育て出荷しているこちらの農家。
今後収穫を控えた作物に花が落ちるなどの影響が出ないか危惧しているということです。
(農家)
「(台風が)逸れてくれたらと祈っています」
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