26日朝、捕鯨母船が仙台港に入港し北海道や東北沖で捕獲したクジラの生肉を水揚げしました。

午前8時頃、仙台港に入港したのは、今年3月に竣工したばかりの捕鯨母船「関鯨丸」です。

今年3回目となる今回の漁では、北海道・東北沖の海域でおよそ1か月間操業し、ニタリクジラ48頭、イワシクジラ1頭、ナガスクジラ4頭を捕獲しました。このうちニタリクジラの生肉2.1トンを水揚げしました。ほか250トンは船内で冷凍加工しています。

共同船舶 所英樹社長:
「ドリップ(肉汁)が全然出ていないことに気づいたでしょうか。これが生肉の素晴らしさです。これは20トンを超える大きなニタリクジラの一番良いところを取ってきました。ぜひ多くの人に食べてもらって鯨の魅力を感じてもらえれば」

共同船舶 所英樹社長

水揚げされた生肉は、27日、仙台市中央卸売市場で競りにかけられます。関鯨丸は、9月1日には次の漁のため仙台港を出港します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。