強い台風10号が発達しながら北上しています。29日(木曜日)ごろには西日本に接近・上陸し、その後、日本列島を縦断するおそれがあり、各地で台風への備えが進められています。

台風が近づく中、高知県西部・土佐清水市の漁港では、高波や強風への備えが進められています。

漁協によりますと、きのう、漁師たちがおよそ35隻の漁船を岸壁から張ったロープで結びつける“しけ綱″と呼ばれる対応を行い、高波や強風で流されたり、転覆したりしないようにしています。

高知県漁協下ノ加江・布支所 井上信哉 支所長
「きのうのコースでは、漁師は台風の右側になるということで、風に備えて船を縦に並べ、しけ綱(の対応)をとっていますね。台風に備えているようなかたちです」

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