自民党の総裁選挙をめぐり、河野デジタル大臣がきょう午後、出馬会見を開きます。一方、上川外務大臣は出馬に必要な推薦人の確保に自信を示しました。

上川陽子 外務大臣
「20名というものをはるかに超える支持、いただいているところでありまして、今、推薦人をどなたにということの最後の詰めをしている状況です」

上川外務大臣はきのう、出馬に必要な推薦人20人の確保について、このように自信を示しました。

総裁選をめぐっては、▼河野デジタル大臣がきょう午後に、▼小泉元環境大臣が30日に立候補に向けた記者会見を開きます。

また、▼高市経済安保担当大臣は週内に意思表明できないか模索しているほか、▼林官房長官はきょう、周辺議員と出馬表明のタイミングについて協議します。

自民党 茂木敏充 幹事長(佐賀市 きのう午後2時すぎ)
「覚悟をもった決断、これを近々させていただきたい」

さらに、すでに出馬の意向を固めている茂木幹事長ですが、関係者によりますと、来月の第1週目に出馬会見を開く方向で調整を進めているということで、きょう以降、出馬表明を行う候補が相次ぐ見通しです。

立憲民主党 枝野幸男 前代表(さいたま市 きのう午後2時すぎ)
「(自民党を)刷新するなら、裏金議員をみんな非公認なのは当たり前じゃないか。公認しないのは当たり前で、自民党として対抗馬を立てるかどうかが問われるのではないか」

一方、立憲民主党の代表選に立候補することを表明している枝野前代表は講演を行い、自民党の新たな総裁は裏金事件に関係した議員を次の衆院選で公認せず、自民党として、その選挙区に対立候補を立てるべきだと主張しました。

立憲民主党はきょう、代表選の立候補予定者を対象にした事前説明会を行う予定で、枝野氏の関係者のほか、すでに立候補の意向を固めている泉代表と野田元総理の関係者らが出席する見通しです。

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