高校生が5人1チームで俳句の出来栄えや質疑応答を通じた鑑賞力を競う第27回「俳句甲子園」の決勝戦が25日、松山市で開催され、名古屋高Aチーム(愛知)が興南高Aチーム(沖縄)を破り、優勝を飾った。名古屋高が優勝したのは、2015年以来で2回目。  決勝戦では両校が「栄」を題とした句を交互に発表。1句ごとに4分間のディベートを繰り広げた。創作力だけでなく、意見のやりとりを通じた鑑賞力も評価された。  個人部門の最優秀賞には、東京家政学院高1年の岡智咲恵さんの「戦死者のハンカチ青しそれを振る」が選ばれた。  全国大会には20都道府県32チームが出場、6チームが決勝リーグに進出した。


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