24日午後、高知県いの町の仁淀川で、山口県の男子大学生が流され、死亡しました。大学生は水生生物の調査のため、1人で川に入っていたとみられています。

事故があったのは、高知県いの町鹿敷(かしき)の仁淀川です。土佐警察署の調べによりますと24日午後3時30分ごろ、「大学生が流された」と通報がありました。

流されたのは山口県下関市の大学生 石野友登(いしの・ゆうと)さん(19)で、警察や消防が捜索したところ、約50分後、川底に沈んでいる石野さんを発見。心肺停止の状態で高知市内の病院に搬送されましたが、約3時間半後に死亡が確認されました。

石野さんは水生生物の調査のため母親と2人で仁淀川を訪れていて、川には一人で入っていたということです。石野さんはライフジャケットをつけていませんでした。

現場は道の駅土佐和紙工芸村くらうど西側の仁淀川です。一緒に訪れていた母親は、石野さんは足がつく所で調査をしていて、事故当時、足を滑らせたように見えたと話しているということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。

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