「駅弁を無形文化財に」・・・。そんな壮大なプロジェクトの最初の一歩が、広島で始まりました。

広島駅弁当が開催した会議には、食文化や社会科学の有識者たち、それに、駅弁事業者3社が参加しました。

この取り組みは、郷土料理の継承・普及・発展をテーマに駅弁の関わりを調査・研究しようというもので、今年度の文化庁の「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業に、民間事業者の活動として初めて採択されました。

広島地区での初会合では、明治時代に創業した各社が、それぞれのメニューや原材料の歴史などについて説明しました。

広島駅弁当 鉄道部 奥山喜文部長
「地域で育んできた郷土の味、郷土料理を将来に向けて大切に継承していくこと。そして、全国の駅弁で郷土食との繋がりを食文化として価値構築して、最終的には駅弁を文化財にしたいという思いを持っております」

広島駅弁当は、来年度、この活動を全国で展開したいということです。

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