息子を装って金を求める嘘の電話を掛け、山梨県笛吹市の80代男性からキャッシュカード2枚をだましとったとして、22歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは住所不定無職、福田脩容疑者22歳です。

去年7月、笛吹市在住の80代男性が経営する菓子店に息子を装って「会社の取引で使う書類が盗まれてしまった。本日中に600万円必要で、あと100万円足りない」などと電話がありました。

福田容疑者は氏名不詳の人物と共謀して電話をかけて菓子店を訪れ、男性からキャッシュカード2枚をだましとった疑いがもたれています。

店を訪れた際、福田容疑者は息子の上司のいとこを装っていて、その後キャッシュカードからは現金160万円が引き出されていたということです。

警察は菓子店の防犯カメラなどの捜査から福田容疑者を特定。別の電話詐欺事件で、逮捕されていた岐阜県警から身柄を移して逮捕しました。

福田容疑者は、受け子とみられていて、警察は共犯者についても捜査しています。

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