段ボールなどを素材にした巨大団地などが並ぶ現代アート作家の作品展が、熊本県宇城市で開かれています。

会場に並ぶ高さ5メートルほどにも及ぶ段ボールなどを素材にした800世帯の団地や、壁一面に貼られた絵画作品。

制作したのは、北九州市生まれで、現在は熊本県菊池市のスタジオを拠点に活動する「つん」さんです。

800世帯にも及ぶ部屋の一つ一つにいる住民を細部まで表現した作品は、昨年度の岡本太郎現代芸術賞で621点の中から最優秀作品にあたる「岡本太郎賞」などを受賞しました。

「つん」さんのまなざしは、人間だけでなく、石ころなどごく平凡なものや目に見えないものにも向けられている点が評価されています。

この作品展は、9月16日まで開催しています。

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