おととい強盗未遂の疑いで逮捕された男が、川崎市で相次いだ連続不審火の一部については関与を否定していることが、捜査関係者への取材でわかりました。

おととい強盗未遂の疑いで逮捕され、けさ送検された無職の吉村浩司容疑者(56)は今月9日、横浜市鶴見区のコンビニエンスストアにカッターナイフを持って押し入り、現金を奪おうとした疑いが持たれています。

これまでの取材で、今月11日以降、川崎市幸区で相次いでいる不審火について、吉村容疑者が「公園のベンチやごみを燃やした」などと話していることがわかっていますが、その後の捜査関係者への取材で、一部の不審火については関与を否定していることが新たにわかりました。

幸区の県営住宅では、吉村容疑者が逮捕された後のきのう未明にも玄関前のすだれなどが燃える不審火が起きていて、警察は別の人物の犯行とみて捜査しています。

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