23日夜、札幌市西区の住宅で、90代の母親の首を手で引っかくなどし、けがをさせたとして、65歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住む65歳の自称・会社員の男です。
 この男は23日午後6時ごろ、自宅で同居している90代の母親の首を手で引っかくなどし、擦り傷などを負わせた疑いが持たれています。
 警察によりますと、トラブルの原因などは捜査中ですが、母親は被害後、近くの家に逃げ込み、その家の住人が「息子に暴力を受けたという人が来ている」と通報、駆け付けた警察官が調べをすすめ、自宅で男を逮捕しました。
 取り調べに対し、65歳の自称・会社員の男は「腹が立って、手を出しました」などと話し、容疑を認めているということです。
 その一方で「酒に酔っていた」と言い訳していましたが、呼気を調べたところ、アルコールは検出されませんでした。
 この親子をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。

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