来月行われる自民党総裁選をめぐり、石破元幹事長はきょう、正式に立候補を表明します。5回目の挑戦となりますが、「今回が最後の挑戦だ」としています。

自民党 石破 茂 元幹事長
「38年間の政治生活、総決算です。原点に戻って総決算の最後の戦いに挑む、そういう思いです」

石破元幹事長は「政治生活の原点だ」として、地元・鳥取の神社で総裁選への立候補を正式に表明します。

石破氏が総裁選へ出馬するのは、これで5回目ですが、「区切りは必要だ」として、今回の挑戦を最後とする覚悟を示しています。

一方、齋藤経済産業大臣はきのう、「総裁選を目指す決心をした。ルビコン川を渡る」と表明しました。立候補に必要な推薦人20人を確保しているか問われたのに対し、「それはやれる」と話し、メドがたっていることを強調しています。

また、出馬について「夏の間に考える」と話していた茂木幹事長は、「夏も終わる。決断するのに十分な条件は揃っている」と改めて出馬への意欲を見せ、近いうちに自身の対応を明らかにする考えを示しました。

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