仙台市は7月、酒を飲んで車を運転し事故を起こした上、警察に報告しなかった女性職員を懲戒免職としました。

23日付けで懲戒免職処分を受けたのは、仙台市健康福祉局保健所予防企画課で予防接種にかかわる問い合わせや支払い業務を担当していた51歳の女性職員です。

仙台市によりますと、この女性職員は、7月6日午後8時半頃から7日午前4時半頃まで、泉区と青葉区国分町の3軒の飲食店で酒を飲み、タクシーで一旦自宅に帰宅しましたが、スマートフォンの紛失に気づき、午前9時半頃にスマホショップに向かうため自家用車を運転しました。
その際、自宅マンションの駐車場でスロープの壁にバンパーなどをぶつける物損事故、さらに道路に出てから対向車と接触事故を起こし右のミラーが取れたものの、警察に報告せずに走行し続けました。
その後、赤信号で停車中に、車から煙が出ていたため通報され、駆け付けた警察官の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたということです。

仙台市の聞き取りに対し女性職員は「私の行動によって大勢の職員に迷惑をかけてしまって本当に申し訳ない」などと話しているということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。