沖縄観光に関する県民の意識調査の結果が公表され、沖縄の発展に観光が重要な役割を果たすと答えた人が8割を超えた一方で、勤務形態や待遇面に関してはマイナスイメージが強いことがわかりました。

県民意識調査は、県民の観光への意識や行政に対する要望を把握するために県が実施しているもので、県内に住む15歳から74歳の男女およそ2000人を対象に行われました。

観光が沖縄の発展に重要な役割を果たしていると思うかという質問に対して「とても思う」と「やや思う」を合わせると88.9%にのぼり、観光産業の重要性が評価される結果となりました。

また、観光産業従事者の満足度については「とても満足している」「やや満足している」を合わせると70.0%となり働く側の満足度も高いことがわかりました。

一方、観光産業のイメージは「休みが取りにくい」が48.3%で最多となり前回より4ポイント増加したほか、「残業が多い」「経営が不安定」という回答も多く勤務形態や待遇面での不安が多くなっています。

県は、観光人材の確保は喫緊の課題だとして幅広い支援を行っていくとしています。

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