自民党総裁選は、小泉進次郎元環境大臣が来週30日に出馬会見を開く方針を固めました。国会記者会館から中継です。

総裁選の対応について、これまで慎重な姿勢を貫いてきた小泉進次郎氏ですが、ついに口を開くことになりました。

関係者によりますと、小泉氏は来週30日に出馬表明会見を開く方針を固めました。きょう夕方には小泉氏が記者団の取材に応じるということで、発言内容が注目されます。

また、林官房長官は、自身に近い議員との選対会議を開き、出馬表明のタイミングについて協議しましたが、結論は出ませんでした。官房長官として台風接近などに伴う危機管理の業務があることから、慎重に時期を決めることにしていて、出席者の一人は「できれば小泉氏より表明は後にしたい」と語っています。

ほかの「ポスト岸田」候補では、石破元幹事長があす、河野デジタル大臣が26日に記者会見を開くほか、高市経済安保担当大臣が来週中に意思表明する方向で模索していて、立候補の動きは来週にかけてピークを迎えそうです。

一方、立憲民主党の代表選ですが、泉代表は先ほどの会見で改めて続投への意欲をにじませましたが、出馬について明言しませんでした。

関係者によりますと、泉代表には来週月曜、100人規模の地方議員が出馬要請する予定です。

また、枝野前代表はけさ、連合の芳野会長と面会し、立候補について理解を求めました。芳野会長は「総裁選に負けないような代表選にしてほしい」と述べたということです。

さらに、党内から待望論のある野田元総理は現在、立候補について慎重に見極めていますが、野田氏が立候補するかどうかで代表選の構図が大きく変わってくるため、その対応に注目が集まっています。

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