大阪府警高石署に勤務する巡査部長が酒に酔った状態で駅員に起こされ、暴れた際に警備員を殴ったとして、現行犯逮捕されました。

 暴行の疑いで逮捕されたのは、大阪府警高石警察署の地域課に勤務する51歳の巡査部長の男です。

 警察によりますと、8月22日午後、電車内で泥酔状態だった巡査部長が、JR天王寺駅構内で駅員に取り扱いを受けた際、「離せ」などと言って暴れ、仲裁に駆け付けた60代の男性警備員に対して顔を1回平手打ちする暴行を加えた疑いが持たれています。

 巡査部長は22日午前まで勤務していて、勤務後に大阪市内で行われた所属する地域課の歓送迎会に参加していたということです。

 取り調べに対して、巡査部長は「覚えていない」と話しているということです。

 大阪府警の津川浩徳監察室長は「警察官としてあるまじき行為であり、今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしています。

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