自民党総裁選をめぐり、上川外務大臣は立候補に必要な推薦人の確保に向け、働きかけを強めています。一方、河野デジタル大臣は来週26日に出馬会見を開くと正式に表明しました。

上川陽子 外務大臣
「(Q.推薦人集めの状況は?)一生懸命がんばってますよ。きょうは同期会の後だから、みんなに励ましてもらいましたよ」

上川大臣はきのう夜、当選同期の議員と懇談し、「総裁選に出るならがんばれ」などと激励を受けました。同席した議員に「頼むね」と自ら支援をお願いする場面もあったということです。

出馬に必要な推薦人20人の確保が課題となっていますが、上川氏はきのう、記者団に対して「一気に勢いが加速している感じがする」と語るなど、自信を見せています。

一方、河野デジタル大臣は、来週26日の午後2時から出馬会見を行うと正式に表明しました。河野氏の総裁選への出馬は3回目で、今回は自身が所属する麻生派を中心に幅広く支持を広げたい考えです。

総裁選をめぐっては、すでに解散を表明している安倍派の議員およそ20人が会合を開くなど、派閥単位の動きも加速しています。

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